JW (エホバの証人)、サイト運営、技術、自己啓発、雑談など雑多な話題を密かに扱う不定期更新の雑記。
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「毒になる親」という有名な本があり、昔読んだ時になるほどと思った記憶があるのですが、長い時間が経って記憶があいまいになっており、現在読み直しているところです。せっかくなのでここで自分なりにまとめていくことにします。本書は親子関係について述べられた本で、主に子の立場として読むことを想定しているのかなあと思いますが、親の立場としても、あるいは、他で見られる人間関係を考える際にも役立つのではないのかとも思います。2部構成で、前半で毒になる親とはどのようなものか、後半で今後の自分の人生をどう取り戻すかが豊富な例を交えつつ書かれています。冒頭に書かれている以下の言葉に興味を持たれる人は僕の劣化した記事など読まずに実際に本書を読んだ方が何倍も良いと思います。
子供の時に体罰を加えられていたにせよ、いつも気持ちを踏みにじられ、干渉され、コントロールされてばかりいたにせよ、粗末に扱われていつも一人ぼっちにされていたにせよ、性的な行為をされていたにせよ、残酷な言葉で傷つけられていたにせよ、過保護にされていたにせよ、後ろめたい気持ちにさせられてばかりいたにせよ、いずれもほとんどの場合、その子供は成長してから驚くほど似たような症状を示す。どういう症状かといえば、「一人の人間として存在していることへの自信が傷つけられており、自己破壊的な傾向を示す」ということである。そして、彼らはほとんど全員といっていいくらい、いずれも自分に価値を見いだすことが困難で、人から本当に愛される自信がなく、そして何をしても自分は不十分であるように感じているのである。 (「毒になる親」 p.19-20)
もちろん、親のせいにして良いのか、親を悪く言って良いのか、という反論もあるかもしれませんが、責任について筆者はこのように述べています。僕も概ね同意です。
「自分の問題を他人のせいにしてはならない」というのはもちろん正しい。けれども結論から先に言えば、それをそのまま幼い子供に当てはめることはできない。自分を守るすべを知らない子供だった時に大人からされたことに対して、あなたに責任はないのである。幼い子供に対して親がしたことに関する限り、すべての責任はその親が負わなければならない。
もちろん、私たちは、大人になってから後の人生については自分に責任がある。だが、その人間がどのような大人に成長するかということは、成長の過程において自分の力ではコントロールできない家庭環境というものによって大きく影響され、それによってその後の人生の多くが決定されてしまうということも忘れてはならない。
大人としてのあなたの責任とは、現在自分が抱えている問題に対していますぐ建設的な対策を講じ、問題を解決する努力をすることなのである。(「毒になる親」 p.27-28)
JWに間違いが無いと思っている人がJWについて調べ直したり考え直すことと、親に間違い、責任がないと思っている人が親について調べ直したり考え直すことは似ている場合があるかもしれないです。もちろん、同様に、自分に何も間違い、責任がないと思ってる場合には、自分について考え直す必要があると思いますが。
「毒になる親」から受け継いだ毒はさっさと解毒してしまわないと、いずれ体が毒に耐え切れなくなってしまったり、自分だけでなく周囲にも毒を撒き散らすことになったり、将来的に自分も「毒になる親」になってしまう可能性があると思うので、まだ解毒できてないなあという人は本書を読んでみることをお勧めします。
ちなみに僕が持っている「毒になる親」は古いハードカバー版のものなので、皆さんが持っている本とはページ番号等が異なる可能性がありますのでご注意ください。
2008年12月25日19:19投稿 | 毒になる親 | Comments (0) | Trackbacks (0)
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